柊ソフト開発

事業内容

システムインテグレータとして

情報システムがおかれている環境はダイナミックに変化しながら多様化の傾向が強まり
ソフトウェアに対する期待も年々高まり続けています。

柊ソフト開発は、30年にわたり蓄積したノウハウを駆使し、最適なシステムをご提供いたします。

事業分野

トータルソリューション

組込開発、制御開発、オープン開発。 柊ソフト開発は、この3つを基盤に成長を続けてまいりました。要素技術としてのDNAです。この強みを活かしつつ、事業展開をしております。
第1に『ソリューション開発』、AI、IoTなど多様かつ高品質なソフトウェアの提供によりお客様の高いニーズを満たします。第2に『インフラ基盤』、システムを有機的に機能させるため、より効率的な環境構築を実現します。第3に『ストックビジネス』、新技術を駆使し、均質で安定的なサービスや最適なカスタマイズにより個別要求に応える自主ビジネスを創造します。
これら3つの事業領域により、社会と共に発展することを目指します。

【要素技術】

要素技術とは組込開発、制御開発、オープン開発の3つです。

【事業領域】

事業領域とはソリューション開発、インフラ事業、ストックビジネスの領域です

事業内容

防災映像監視システム

全国20,000箇所以上の河川や道路などの監視カメラ(CCTVカメラ)の映像をWeb画面上で監視するシステムです。災害発生時には危険な現地に向かうことなく現場状況をリアルタイムに把握することができます。監視員の安全を確保したうえで、速やかな住民への避難指示や二次災害の予測・予防に役立っています。

防災映像監視システム

活用事例1 映像共有

道路に設置されているCCTVカメラの映像を監視することにより、車両の走行状況、故障車・事故車の状況、路面の状況、人・動物の侵入をリアルタイムに監視することができます。道路における事故の発生防止、初動対応の判断、二次事故の防止に活躍しています。

活用事例2 AI事象検知

河川や道路に設置したCCTVカメラの映像に対して、AIによる「事象」解析を行います。河川の増水や人の侵入、道路上の落下物や車両の混雑などの事象を、AIが自動的に検知し監視員に通知します。これまでヒトの目で監視していた監視員の、業務の負担軽減が期待できます。また、立入禁止区域への侵入防止や、事故や災害時の早期対応といった防犯・防災対策に役立ちます。

活用事例3 AI交通量観測

道路上に設置したカメラ映像に対して、AIによる「交通量」の解析を行います。道路通行車両や歩行者の交通量を観測します。これらのデータを集計し、可視化・解析することで、交通事故や渋滞の発生しやすいポイントの原因究明及び対策に役立つことが期待されます。

高精度位置測位システム

移動デバイスの現在地を高精度な位置情報として取得し、GISデータとして活用するシステムです。一般的なスマートフォンやカーナビの位置情報は誤差数メートル程度の精度ですが、本システムは基準局を事前に座標登録し相対測位を利用することによって、移動デバイスの位置情報を誤差数センチメートルの高精度で特定することができます。
構成は、GNSS計測チップ単位でRaspberry Piやマイコン・スマートフォンなど様々なデバイスで構築できるため、簡易に組み立てることができます。また、通信方式もLTEやWi-Fiなど柔軟に選択できます。
即時性が必要な処理は移動デバイス側で実行すること(エッジコンピューティング)ができるため、この技術を応用して、危険エリアへの侵入で警告音を鳴らす等、防災分野での活躍も期待されています。

高精度位置測位システム

道路情報板制御システム

道路の混雑状況や気象情報などの道路交通情報を、道路利用者に迅速に提供するために、道路上に設置した情報板を監視・制御しています。道路情報板制御システムは、道路交通情報を常時収集し、事故や渋滞・気象災害など注意喚起が必要なエリアを自動的に判別し、エリア内の情報板に交通情報を表示します。

道路情報板制御システム

防災デジタル地図可視化システム

気象情報やSNS情報を収集し、AI等を活用して災害状況の分析・予測を行い、デジタル地図上で可視化するシステムです。 多岐にわたる関係者が、視覚的に災害状況を共有・把握することで、避難判断や適切なリソース配置など、災害への早期対応、的確な意思決定をすることが期待できます。

防災デジタル地図可視化システム

防災・防犯向けソリューション開発

官庁、自治体および商業施設向け等に防災・防犯関連システムを開発し提供しております。
設立以来、核としている分野の1つであり、今後も力を注ぐソリューションです。

事例防犯用・異常検知用接点監視システム

概要

ショッピングセンター、大型施設のセキュリティ監視システムです。防犯センサー(赤外線センサー、人感センサー)の自動検知システムを構築します。監視端末は、パソコン、スマホやタブレット(Android、iOS)などのスマートデバイスにも対応しています。

主な使用用途

ショッピングセンターのセキュリティ監視、踏切等の異常検知

事例防犯用・各種映像記録用ストリーミングシステム

概要

各拠点に配置されたカメラからの映像をサーバにて蓄積&ライブ配信することで、ビデオオンデマンド(VOD)視聴、ライブ映像視聴が可能にするシステムです。

主な使用用途

全国の防犯映像の蓄積・配信、離島・海外などの遠隔地からの映像配信

ETC状態監視システム

道路管制センターに設置した大型ディスプレイで、高速道路や有料道路の料金所にあるETC装置の状態を一元監視するシステムです。
本システムでは、エリア内の全ETC装置の状態をデータベースにて管理し、最新の状態をリアルタイムで一覧表示します。また、ETC装置は、各料金所のレーンごとに保守作業を実施するため、レーン単位で状態監視の開始および停止など各種制御が可能です。

尚、各拠点や現場保守作業員も最新状態を確認できるように、PC、スマホおよび携帯電話用のWeb画面も提供しています。

遠隔地のETC設備を24時間体制でリアルタイム一括監視できるので、迅速で的確な対応を実現します。

テレビ会議予約システム

スピード感があり、グローバルでの打ち合わせも当たり前になりつつある現在において、テレビ会議予約システムは必須ですが、弊社では、20年以上前からすでに開発をしており、蓄積されたノウハウがあります。
お客様にフィットしたきめ細やかなカスタマイズが特徴で、各種ネットワークや設備環境に対応し、よりセキュアなシステムを提供しております。

各機器と連動したテレビ会議予約システムはユーザ制限でクライアントも利用可能です。WEB画面で状態を確認もできます。

会議室内のAV機器と連動

会議室内にある全てのAV機器を、タッチパネルにより容易に操作可能です。また会議室によって異なる機器構成にも柔軟に対応します。
予約サーバや他会議室と連動、または、非連動で、室内の映像や音声の切替、調整、電源などを制御します。

TV会議の予約、制御管理

会議の予約を管理します。また、MCUやTV会議端末、その他機器を制御し、会議の開催や終了、開催中の会議の制御管理を行います。
HTTP、TELNETアクセスにより会議予約などの操作が可能です。
周辺機器の監視も常時実施しており、障害検知します。サーバはクラスタリングして冗長化しています。TV会議だけでなく、本システムを応用して講義システムや放送システム、監視システムとして構築することも可能です。

他業務システムとの連携

他業務システムと連携し、予約情報や障害状況の通知したり、ユーザ情報などを共有することができます。
EメールやFTPなどで予約情報を他システムと交換することができます。
障害状況は、SNMPによる通知や取得が可能です。
Web画面で状態を確認することもできます。

クライアント端末からの操作

クライアント端末からWeb画面により、会議予約などの操作が可能です。
ログインユーザの管理を行っており、ユーザの権限により、機能制限がかかります。

ストリーム配信(音声関知)システム

自治体からの告知を地域内の各世帯に音声放送するシステムです。
放送には、即時に放送する生放送、予め録音した音声などをスケジューリングする自動放送、一度放送された内容を聞き直す留守録機能などがあります。同時に複数放送することが可能で、また、特定のグループのみに放送することもできます。
その他、優先度が高い緊急放送、各世帯の告知端末にある確認ボタンの押下状態の収集機能などがあります。放送スタジオからの音声、または、マスターサーバに蓄積されている音声は、配信サーバを介して分配され、ストリーム送信されます。配信サーバを増設することで同時放送可能な放送数を増やすことができます。また、スレーブサーバを設置することで放送元を増やすことができます。ネットワーク機器の管理機能もあります。各世帯の告知端末やIP電話機の他、ルータなどのネットワーク機器の設定や状態監視、SIPサーバとの情報交換が可能です。

自治体からの告知を地域内の各世帯に音声放送できます。また区役所にも市役所と同等の設備が設置され、区内放送などが可能になります。

SIPサーバ

加入者情報やIP電話機の設定情報は、マスターサーバから登録できます。

IP電話

各世帯に告知端末が設置されます。また、多くの自治体ではIP電話サービスも挿入されます。消防局や市長宅には、簡易的な放送機能が付加された告知端末が設置されます。